| アンソニー プラトカニス¥ 3,360 社会心理学:3位 (2009.11.26) |
三章の信憑性の話が続いている。
今回は、信頼が無い場合。信頼が無い場合でも、二つの方法があるようだ。
信頼されてない場合の説得
抜き出し+要約
伝達者は自分自身の利益に反するように見える行動をとることによって、自分が信頼のおける人間だと思わせることができるということである。つまり「まさか、侵略なんて! たとえ結果としてこの国の利益になったとしても、それは間違っている。本当にそう確信しているから、侵略をほのめかしたというだけでも、気に入っている顧問を極刑にするのだ」というわけである
すなわち説得の際には、見せかけで臨しうるということである。
アリストテレスの考えが完全には正しくないことを示している。すなわち、伝達者がわれわれを説得しても何も得るものがないこと(あるいは、何かを失うこと)が明らかであるかぎり、伝達者が道徳的でない人物であっても説得効果は高まるのである。
メッセージが期待と反する内容をもっている場合、受け手は伝達者をより誠実であると知覚し、その内容の方向に態度を変化させたのである。
この報告書は彼らを失望させるに十分だった。とはいえ、これによってク-プは完全無欠の高潔な人物であることが判明し、信頼のおける伝達者としての評判を獲得したのである。
すなわち、聴衆がある人の話を聞くとき、その人が自分たちに影響を与えようとしているのではないことを聴衆が絶対的に確信するならば、その人は見かけ上の信頼性を高めることができると同時に、見かけ上のメッセージの歪曲を低めることができるのである。
立ち聞きをする学部学生に、大学院生は隣室に自分がいることに気づいていないと信じさせた。その結果、学部学生の意見は大きく変化したのである。
一つは、自分の利益に反すると見せる事。もう一つは、第三者(自分の利益と関係ない)からのメッセ-ジと信じさせる事。
結論としては当たり前の話。騙し合いのゲ-ムをしてるようなもの。ウラのウラが表で、、という話になる。
ク-プ博士の話は高潔だけど、この著者達はリベラルな立場に居るような気がするので、保守派を賞賛するような話でないと、僕へは信憑性が伝達されない(説得されない)。もしくは、情報伝達をなんらかの迂回ル-トにする必要がある。
次章は、このような見せかけをどうやって作るかの話。
[...] 次の章は信頼されない場合。 Filed under 読書 Comment (RSS) | Trackback | Permalink [...]
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