2009年12月6日日曜日

読書メモ:プロパガンダ(希少性と幻)

アンソニー プラトカニス¥ 3,360
社会心理学:3位 (2009.11.26)

返報性の規範、正当化の罠と、怖いものが二つ続いた。次は、誘われるもの。希少性。

抜き出し(圧縮、改変あり)

すべてが変わったのは、ロシアの統治者エカテリ1 ナ二世がジャガイモ畑の周りに棚を設けるように命じ、「ジャガイモを盗む
べからず」と書かれた大きな看板が設置されてからである

幻は想像を生み出す。希少で手に入りづらいとわかると、まず最初に考えることは、それは望ましいものだ。

選択肢のなかには非常に魅力的なものが一つ含まれていたが、学生はそのブランドは今ここにないので選択できないと言われた。これで、

    • 別のブランドの魅力が低下した(対比効果が逆方向に働いた)。
    • 選択する際に重視する基準も変えてしまった。

コンピュータの専門家は、発表されたにもかかわらず発売されない製品をvapowareと呼んでいる

幻を手に入れることができないと欲求不満を起こし、

  1. 攻撃的な行動になって現れたり(暴動や革命)
  2. 現実と妥協させるために低く評価する(酸っぱい葡萄効果)
  3. 子どもの心にしばしば無能感や不適切感が生まれる。
  4. 心理的リアクタンスが引き起こされる。自分の自由が侵害されると。

幻へ膠着である。

直接的な圧力に抵抗するにせよ巧妙な圧力に屈してしまうにせよ、商品の利点ではなく、幻によって生じた感情を基礎に決定が行われる。

どのようにしたら、幻の畏を避けることができるだろうか。ここでは三つの方法を示しておくことにしよう。

希少性は幻を作り、幻は欲求不満を起こす。感情が高まれば、いろいろなひずみが起こる。

合理性のない対比効果を起こしてしまうし、意味のない選択基準に誘導されてもしまう。

たかまった感情は、行動、心理、感覚へのゆがみも起こす。希少性は恐ろしいし、希少だと宣伝する方法もあるので、日常的に使われる。

最後の抜き出しの、「ここでは、、、しておくことにしよう」は希少性を暗示する文体なのだろうか?原文から来てるのだろうか?だとしたら、それはユ-モアみたいなものかな。希少性を解毒する解決方法にも、希少性のイメ-ジがつきまとう。

0 件のコメント:

コメントを投稿